


9/22/2025
ボムゲ院(オープン予定) KKEUT韓医院で行っている「ニキビ治療の効果を最大化する肌診断機器。クリニック選びの秘訣」施術ノートです。
ニキビ治療 — 表面だけでなく、本質を見極めることが大切です
1. ニキビ治療の始まりは、状態の正確な診断です
ニキビの原因は、必ずしも皮脂量の多さだけではありません。過剰な皮脂分泌によって炎症が生じる方もいれば、皮脂が不足し、肌のバリア機能が低下してわずかな刺激で赤みや炎症が広がる方もおられます。
こうした多様なニキビに対応するため、まずは正確な肌診断が不可欠です。
当院では、Mark-Vuや専門の肌診断機器を用いた撮影により、患者様の皮脂量、水分バランス、毛穴の状態を数値データとして詳細に確認いたします。
これらのデータをもとに、ニキビが皮脂の過剰分泌が原因のタイプなのか、あるいは肌のバリア機能が低下しているタイプなのかを明確に分け、最適な治療計画を立てます。
皮脂量が不明なまま治療を開始することはいたしません。これは当院が大切にしている治療の原則です。

2. 皮脂過多型のニキビには、分泌を抑制し排出を促す治療を
皮脂が過剰なタイプのニキビは、洗顔だけで解決することは難しいです。継続的に多く出る皮脂を減らし、毛穴が詰まらないようスムーズに排出される状態を整える必要があります。
PTT治療は、光と熱エネルギーを利用し、皮脂腺の過剰な活動を直接的に抑制することで、ニキビのサイクルにアプローチします。
Agnes治療では、絶縁高周波ニードルを用いて異常に活動する皮脂腺をピンポイントで凝固させ、面皰の根源的な問題に働きかけます。
必要に応じ、抗炎症ケアやレーザートーニングなどを組み合わせることで、ニキビの再発までの期間を延ばし、炎症後の色素沈着や痕跡を最小限に抑えることを目指します。
皮脂過剰型のニキビは、「分泌を抑制し、排出を正常に保つこと」で肌状態の改善が期待できます。
3. 皮脂量が少ないのにニキビが繰り返される場合 — 原因はバリア機能の低下かもしれません
このタイプのニキビでお悩みの方は少なくありません。皮脂分泌は少ないにも関わらず、肌のバリア機能が低下し、些細な刺激でも炎症を引き起こしやすい状態です。このような肌質の方に皮脂抑制を目的とした治療を行うと、かえって症状が悪化する可能性もあります。
シークレット(ニードルRF)とエクソソーム(スキンブースター)の組み合わせでは、熱や電気の刺激で肌の炎症サイクルに働きかけ、エクソソームによって肌の再生を促すシグナルを供給します。
クッジュラン(PNスキンブースター)は、肌のバリア機能そのものの再生力を高め、デリケートで荒れやすい肌の安定化をサポートすることが期待できます。
LDMケアは、超音波の周波数を変えながら肌の水分保持力を高め、経表皮水分蒸散量(TEWL)を低減させることで、炎症が起こりにくい肌環境へと導くことが期待されます。
このタイプのニキビは、皮脂を取り除くよりも、肌の環境そのものを改善することが適切なアプローチです。
4. ニキビ治療における当院のこだわり
ニキビ治療において、イソトレチノインや皮脂抑制剤の使用が常に最適な選択肢とは限りません。
正確な診断に基づかない薬剤による治療開始は、かえってリスクを伴う可能性もあります。
当院では、Mark-Vuによる詳細な診断から始め、治療前のベースラインを記録し、治療後の写真や数値で比較するといった過程を経て、患者様一人ひとりの肌に合わせた治療を提供しております。
皮脂過多型のニキビには皮脂分泌の抑制と排出の調整を、バリア機能低下型のニキビには肌環境の改善を目指します。これら二つのアプローチを混同してしまうと、かえってニキビの再発、痕跡の悪化、または敏感肌の進行につながることも考えられます。
「ニキビは、使用する薬の名前で治療するのではなく、そのニキビのタイプによって治療を進めていくべきです。」これが当院が考えるニキビ治療の重要な観点です。
当院がニキビ治療で大切にしていること
ニキビ治療は、単に目の前の炎症を早く鎮静させることだけが目的ではありません。肌が再び荒れにくい、安定した肌環境を築くことこそが、本当の意味での治療だと考えております。
そのため当院では、丁寧な診断、患者様に合わせた治療計画の設計、治療経過の詳細な記録、そしてその良い状態を維持するためのサポートというプロセスを大切にしています。強い治療で一時的に改善させることは可能でも、肌への負担を最小限に抑えつつ、その良好な状態を長く保つことは別の課題です。
ニキビを「一時的に早く治す」ことではなく、「良好な状態を最後まで維持させる」ことに重きを置く姿勢こそが、
患者様の肌の未来に、良い変化をもたらすことにつながると考えます。
これこそが、当院がニキビ治療で追求する、患者様への真摯なアプローチです。